第11話  約束



イベント友達が手塚VS不二の回を期待して、みたいに言うから、どんだけ期待していたんだよ!って感じでした。
不二様、美しかった。
手塚もきれいかった。
でも、やっぱり、なんて短い!!

ドイツに行くことを決心した手塚は、すでにユニフォームを全日本から青学の青に戻し、不二と菊丸に決心を伝える。
「そんな、急に!」
と驚きを隠せない菊丸。
反対にわかっていたかのように不二は冷静に
「1つお願いがあるんだ。」と手塚に言う。
このときの不二様、絶品ですね。
髪が風になびいて美しい〜〜。

不二がお願いしたのは、手塚との本気勝負。
菊丸は、
「なんでだよ!今の手塚に勝てっこないじゃん。」
と無謀な不二を心配していたが・・・。

紅葉がはらはらと散る中、コートに横たわる不二・・・。
その頬に流れる一筋の涙・・・。

手塚・・・。キミはどこまでもボクの一歩先を・・・。
いつか、必ずキミを超えてみせる!

立ち上がった不二の目にはもう涙はなかった。
代わりに、決意がしっかりと込められていた。

手塚は、不二が臨んだ本気の勝負をしたのだろう。
だって、オーラまとっていたから。
不二は、今の自分と手塚との差が知りたかったに違いない。
これから先も一緒に歩むために・・・。

がんばれ!不二!!


そして、跡部。
手塚に「このチームは俺様に任せておけ!」と言って手塚を送り出した跡部。
橘・千歳組が先輩ダブルスに負けた後、勝負をかけて入江と戦う。

上着を投げ、受け取る切原。
沸き起こる氷帝、跡部コール!
原作では、幻聴が聞こえていたけど、さすがにね。
ここでは、チームのみんなが跡部を盛り上げるためにコールを始めた。
「勝つのは、5番コートだ!」
跡部のパチンが響き渡る。

モニターで見ていたコーチ陣は、「跡部の成長度は、異常だ。」と言っていた。

最初は、周囲が驚くほど跡部のペースで試合が進む。
入江は本当に跡部より弱いのか?って疑問がわきあがったところで、本領発揮。
実は、全部演技だった。
幸村をして入江は「とんだくわせもの。」と言わせる。
幸村に言われちゃね・・・(笑)

鬼は「入江は本当は3番コートの実力じゃねぇ。」と言う。
テコ入れのためにもっと上のコートから3番に来ているのだと。

小さいころから相手の弱点を見つけ、そこをつくことを信条としてやってきたテニス。
それしか、道はなかった・・・。

跡部の戦いを心配するようにバス停で振り出した雪を見上げる手塚。

とうとう跡部王国(キングダム)の発動にいたるも足首を負傷したままタイブレーク、持久戦に突入。
どうして、何がそこまで跡部を勝利に駆り立てるのか、入江にはわからなかった。

その跡部の戦いを見つめる不二と菊丸。
不二にはわかっていただろう。
跡部が、手塚の代わりをしていることが。
手塚の代わりにチームの柱となり、引っ張ろうとしていることが。
だから、絶対負けられないということが。

手塚よ。てめぇが担ってた柱ってやつは、こんなに重てぇもんだったのか。

跡部は、手塚の強さに惹かれていたんだろうね。
そして、自分がそれをやろうとして、また改めて手塚の強さを認識したんだろうね。

負けられない!

約束は、果たさせてもらうぜ、手塚〜〜〜!!!!

入江のドロップショットからのロブを渾身の力で拾いに行き、壁に激突する跡部。
執念の打球は、入江のコートに落ちた。
すでに肩があがらなくなっていた入江。
両者試合続行不可能でノーゲームに。

最後の予定されていなかった試合には、跡部の姿に感じ入った鬼先輩が自らコートに立つことに。

手塚は、まだバス停。
バスが遅れたことを謝る運転手に手塚は
「おかげで、友人からの大切なエールを受け取ることができました。」
と静かに言った。

跡部の頑張りは、手塚との約束を果たすため。
そして、これから未知の世界へ進む手塚へのエール。
何があってもあきらめるな、突き進めと・・・。





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送