第6話  心の崖



負け組がバスに乗って合宿所を後にする。
残って見送る勝ち組もつらい。

バスの中、「納得いかねえ。」と騒ぎ出す負け組を真田が一喝する。
そして、バスは、暴走運転のように森の中を走り抜け、斉藤コーチ、リョーマ、金ちゃんが待つ地点に到着する。

「あの崖の上には、何があるのか。」
真田のこだわり。
わけもわからずに翻弄されるのはいやだとばかりに。

しかし、リョーマを先頭に、続く金ちゃん。
それを見て動き出すみんな。

けがをしている手が痛いため、崖を登れない桃城を海堂がおぶって登る。
(本誌では、仁王が跡部のマネをして、樺地に助けさせる場面もあったような?)

吊り橋にたどりつくものの、田仁志の体重に鷲の重さが加わって均衡が崩れ、ロープが切れてしまい、みんな真っ逆さま。

小春とゆう君の感動的な再会コント(リョーマ談)をはさんで、とにかく山を這い登る。

真田がリョーマに聞く。
「この上にあるものを知っているのか。」と。
だが、リョーマは、たった一言「上に登れは、強くなれる。」と言う。
リョーマの言葉で吹っ切れた真田が、落ちる桃城を助けながら、今にも気落ちしそうになる負け組に激を飛ばす。
「全員で這い上がるんだ!。」と。

全員で這い上がったところで見た光景は・・・。
倒れているたくさんの高校生たちと岩の上に座ってにらみをきかす鬼のような強面の男!

この敗者復活戦の負け組合宿シリーズからしばらくは、勝ち組が出てこないんだよね〜。
今回ですら、不二や手塚がちらっと見送るシーンやスパルタの特訓を受けているシーンで登場しただけで、全然見れない。
欲求不満になるよ〜〜!

でも、はや6回終わったね。半分だよ。
早い、早い!!

早く黒ジャージを着てみんなのところに現れる負け組を期待しましょう。





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