手塚VS乾の校内ランキング戦が始まった。 「データは集まった。今回は、勝たせてもらうよ。」 と自信満々、気迫満々の乾。 その様子を微笑みながら見ている不二や菊丸。 しかし、言葉どおりに乾は強かった。 レギュラー落ちしてからずっとデータを取り続け、肉体改造のため、自分のメニューも強化していた乾。 大石は言う。 「打倒手塚のために乾のデータテニスが始まったと言っても過言ではない。」 手塚のドロップショットも読みきり、打ち返す乾。 見守るみんなを呆然とさせるほどの乾の力。 スミレちゃんは言う。 「データを生かす力を身につけなくちゃね。乾は今までデータで先を読んでも、それに追いつく体力や瞬発力がなかった。だが、今回は、データを磨き続けただけじゃなくて、磨いていたものがあったようだね。」 乾は言う。 「上に登りたくなってね。」 「あいつは(手塚は)試合中に俺のデータをひっくり返すんだ。データは集めて終わりじゃない。その奥にあるものを見極めてこそ完成する。」 見ているギャラリーは、手塚がもしかしたら負けるのでは?と思うほどの乾の猛攻。 「手塚先輩から3ゲームもとった人はいない。」 と、荒井が感嘆する。 大石が今までを振り返って 「どんなに研究しても手塚には勝てなかった。」 と話す。 手塚に勝つことに執着し、執念を燃やす乾。 だが、スミレちゃんは 「打倒手塚だけではない。誰かに負けたのが悔しかったんだね。」 とリョーマをちらりと見る。 リョーマは、 「やーなテニス。」 とぼそっと言う。 努力と執念は時に技術を上回る。 と言ってるそばから 「5−3」とコールされる。 手塚が追いつめられる側になったところを初めて見るのだろう。 みんなが、手塚部長が負けるかも・・・と心配したり、菊丸のように 「いよいよ見られるのかな?手塚の負け顔。」 と、期待したり・・・。 しかし、大石が 『手塚が同じ部内で追いつめられるとは、誰も予想していなかった。』 と自分の思いに浸っている間に 「ジュース!」と審判のコールが響いた。 「今度は手塚のポイントか?」 と顔を上げた大石の目に飛び込んできたのは、みんなの驚愕の顔!! 周り中が呆然!! 乾は 「手塚・・・、今のは一体・・・!!」 と驚き、不二もリョーマも顔色を変えていた。 一人大石だけが一体何が起こったんだ??と怪訝な顔。(見逃してしまったんだね〜大石君・・・かわいそうに) 「さあ、乾。続けよう。試合は終わってない。」 手塚の声が飛ぶ。 きゃあ〜!! 手塚がこのまま負けるわけないでしょう!? 青学の柱だよ!! 乾がどんだけ成長したかを見極めていたんだよね〜。 そして、今、手塚のまだまだ隠されていた力がベールを脱いだってとこかしら。 来週は、みんなを驚愕の顔にした『手塚ゾーン』が明らかになるのよね〜〜〜!!! わ〜〜い!!わ〜〜い!! 早く見たい〜〜!! 手塚の実力はこんなもんじゃないんだよ。 まだまだ奥が深いのだ。 手塚、がんがんやっちゃって。 そして、ダーリン不二を惚れ直さしてね〜〜!! 乾やリョーマもこれでまた手塚に惹かれるんだよね。 荒井君なんて、もう手塚を崇拝してますもんね。 さすがは、部長!! やっぱり部長!! ってことにならないとね!!!! キャラプリは、四天宝寺中の石田銀君でした〜。 CMされてたブロマイドNO14と眼鏡’SのCD『蝶番』を一昨日ゲットしてきました。 昨日も出かけていたので忙しくて、まだ聞いてないし見てもないのですが、嬉しいです。 |
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