第51話  乾の挑戦



手塚VS乾の校内ランキング戦が始まった。

「データは集まった。今回は、勝たせてもらうよ。」
と自信満々、気迫満々の乾。

その様子を微笑みながら見ている不二や菊丸。

しかし、言葉どおりに乾は強かった。
レギュラー落ちしてからずっとデータを取り続け、肉体改造のため、自分のメニューも強化していた乾。

大石は言う。
「打倒手塚のために乾のデータテニスが始まったと言っても過言ではない。」

手塚のドロップショットも読みきり、打ち返す乾。
見守るみんなを呆然とさせるほどの乾の力。

スミレちゃんは言う。
「データを生かす力を身につけなくちゃね。乾は今までデータで先を読んでも、それに追いつく体力や瞬発力がなかった。だが、今回は、データを磨き続けただけじゃなくて、磨いていたものがあったようだね。」
乾は言う。
「上に登りたくなってね。」
「あいつは(手塚は)試合中に俺のデータをひっくり返すんだ。データは集めて終わりじゃない。その奥にあるものを見極めてこそ完成する。」

見ているギャラリーは、手塚がもしかしたら負けるのでは?と思うほどの乾の猛攻。
「手塚先輩から3ゲームもとった人はいない。」
と、荒井が感嘆する。

大石が今までを振り返って
「どんなに研究しても手塚には勝てなかった。」
と話す。
手塚に勝つことに執着し、執念を燃やす乾。
だが、スミレちゃんは
「打倒手塚だけではない。誰かに負けたのが悔しかったんだね。」
とリョーマをちらりと見る。
リョーマは、
「やーなテニス。」
とぼそっと言う。

努力と執念は時に技術を上回る。
と言ってるそばから
「5−3」とコールされる。

手塚が追いつめられる側になったところを初めて見るのだろう。
みんなが、手塚部長が負けるかも・・・と心配したり、菊丸のように
「いよいよ見られるのかな?手塚の負け顔。」
と、期待したり・・・。

しかし、大石が
『手塚が同じ部内で追いつめられるとは、誰も予想していなかった。』
と自分の思いに浸っている間に
「ジュース!」と審判のコールが響いた。
「今度は手塚のポイントか?」
と顔を上げた大石の目に飛び込んできたのは、みんなの驚愕の顔!!
周り中が呆然!!
乾は
「手塚・・・、今のは一体・・・!!」
と驚き、不二もリョーマも顔色を変えていた。
一人大石だけが一体何が起こったんだ??と怪訝な顔。(見逃してしまったんだね〜大石君・・・かわいそうに)

「さあ、乾。続けよう。試合は終わってない。」
手塚の声が飛ぶ。

きゃあ〜!!
手塚がこのまま負けるわけないでしょう!?
青学の柱だよ!!
乾がどんだけ成長したかを見極めていたんだよね〜。
そして、今、手塚のまだまだ隠されていた力がベールを脱いだってとこかしら。

来週は、みんなを驚愕の顔にした『手塚ゾーン』が明らかになるのよね〜〜〜!!!
わ〜〜い!!わ〜〜い!!
早く見たい〜〜!!
手塚の実力はこんなもんじゃないんだよ。
まだまだ奥が深いのだ。

手塚、がんがんやっちゃって。
そして、ダーリン不二を惚れ直さしてね〜〜!!
乾やリョーマもこれでまた手塚に惹かれるんだよね。
荒井君なんて、もう手塚を崇拝してますもんね。
さすがは、部長!!
やっぱり部長!!
ってことにならないとね!!!!

キャラプリは、四天宝寺中の石田銀君でした〜。

CMされてたブロマイドNO14と眼鏡’SのCD『蝶番』を一昨日ゲットしてきました。
昨日も出かけていたので忙しくて、まだ聞いてないし見てもないのですが、嬉しいです。





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