第111回 元祖天才・不二周助 



氷帝ファンサービス月間とでも申しましょうか・・・。
忍足さんのどアップ、多かったですねぇ・・・。
それに、しゃべるしゃべる!
関西弁オンリーでしたよ。
跡部様でもほんの一言二言、不二なんて、「フッ・・」とか「どうやら本気でいかないと・・・」そして、「時間がたってたらわからなかった云々・・・」ぐらいでしょうか。
忍足さんは、ほとんどしゃべっていましたものねぇ・・・。
しかも、向日とのからみ付き!(忍×岳人の人は喜んだんじゃ・・・?)
7−5で不二が勝ったけど、もっとスカッと勝って欲しかったな。
まあ、『氷帝の天才』と言われている忍足にそんなにぼこぼこ勝っちゃいけないのかな。
ヒグマ落とし対決たって、忍足さんのは、月の輪落としじゃないの?(ゲームから言うと・・・?)
乾さん、不二は本能の人なの?忍足さんが計算されたもので・・・。
まあ、不二は計算というより、肌で感じる(直感とか)天才肌なんでしょうけど・・・。
合宿の成果ったって、不二の技にはパワーは関係ないんじゃ・・・?
カウンターパンチャーなんだから、相手のパワーを生かすんだからさぁ・・・。
柔よく剛を制すってやつじゃないのかな。
忍足さんは、不二がスマッシュのパワーを上げたことに気付かず(?)ヒグマ落としを破られてしまったけど、不二はきっとラケットでボールに触った瞬間にその力加減がわかるんだと思うんだよね。
だから、失敗はしないのー。
破られかけたのは、リョーマがわざとネットに当てて軌道を修正した時だったもんね。
自然とパワーを変えて忍足のヒグマ落としを破るところが、不二の天才たるところなんだろうけどね。
「ぼくだったら、パワーを変えても無駄だよ。」って本人は、言いたいに違いない。
負けるとは思わなかったけど、でも忍足に押されていたのが、残念だよ〜ん。
きっと、もっと本気の本気は、出していないんだろうけど・・・。
不二の本気は、手塚相手って限られているんだよ!(ねっ!?不二?)

それにしても、今日は、大石君一体どうしたの?って感じでしたね。
あなた、これは大石×手塚の話なの〜?って疑っちゃった。
菊ちゃんが審判をしていて、大菊サービスもしてたのに〜。
宍戸が、泥だらけになって食いついてくる大石に「何がお前をそこまで・・・」
って言った時、手塚のことが出るんじゃないかって予想はしたんだけど・・・。
手塚との別れのシーンで、「後をよろしく頼む」って言う手塚!(あ〜ん!ちょっとでも見れてうれしいよ〜〜〜!)
それに答えるには何としても立海大を倒して全国大会へ!
って思う大石を「強い思いをもっているんだな」と理解する宍戸。
宍戸さんって、髪を切ってからめちゃんこいい人じゃないですか〜?(たしか、髪が長かった時は、すごくいやな奴!ってかんじだったよーな・・・?)
大石さんの合宿の成果って何でしょう?
粘り強さ?(よくわかんなかったなあ)
来週は、予告の中に鳳×宍戸っぽい二人のからんだシーンがありましたね。

でも、でも大石×手塚は、やだ!大石君、菊ちゃんが妬くよ〜?
大石は純粋に手塚との約束を守ろうとしているだけなんだけどね。(ごめんね〜)
男の友情って紙一重っぽいからさ・・・。(あやしいんだよね。プラトニックだろうけど・・・)

笑っちゃったのが、提供バック!
何なの?あの跡部様は〜?
「ベルサイユのばら」か「エースをねらえ!」のような少女漫画雰囲気でしょうか?(滝のような涙よ?)
(ベルばらもエースも知ってる人がどのくらいいるんだ?漫画文庫で出てるけどね。)

ここしばらくは、氷帝月間で楽しめそうですが、CD対決はどうなったんでしょうかね。
ちょっと心配です。

そして、コミックス21巻は、今日ゲットしたんですが、本屋に勇んで行ったのにファンブック20,5巻は、来ていないのよ〜!
本当は、どんなコミックスも他のものはみんな発売日の1日遅れで入荷するんだけど、テニプリとかナルトとかワンピだけは、1日早く入荷するようになっていたんだよね。
コミックスが1日早く入荷するんだから、一緒に発売のファンブックも一緒に入荷してもいいと思わない?
5日まで待たないといけないなんて〜。(ひどいわ!)
コミックスの帯にCMがついていたんだけど、2004年1月に「テニスの王子様Animation Album SMASH!」っていうファンブックが発売されるって載ってたのよね。
しかも、ドラマCD付き!(きゃ〜〜〜!!)
なんとしても買わなくっちゃ!
どこまでも、やりますな・・・。


さて、手塚欲求不満なので、またここでショートストーリーに挑戦です。(あんまり関係ないけど)
エッチ表現有りなので、苦手な方はここから帰ってくださいねー。(いや、そんな人は、こんなHP開けないか・・・)
では、どうぞ!


『月光の下で・・・』

メールの着信音に不二は転がっていた布団から抜け出した。
(今頃誰だ?)
夜半過ぎ、みんな今日の氷帝との練習試合で疲れきってぐっすり眠り込んでいた。
まわりのみんなの眠りを妨げないように、不二は静かに移動した。
携帯を見ると、送信者の名前は、手塚。
(手塚!)
不二の顔が、自然にほころぶ。
『氷帝の忍足に勝ったそうだな。順調そうで何よりだ。』
大石が早速氷帝との練習試合のことを知らせておいたのだろう。
自分の方がよっぽど大変なのに、こうやって人のことまで気遣ってくれる・・・。
手塚のこのたった一言のメールに込められた想いが、不二はうれしかった。

不二は、携帯を持つと部屋をそっと抜け出して、庭へ降りていった。
広大な庭の隅にくると、もう一度手塚のメールを読み返した。
(手塚・・・)
手塚の顔が無性に見たくなった。
でも、手塚に会うことは叶わない・・・。
(せめて、声が聞きたいな・・・。)
いつもなら、そんなことは考えないようにしていた不二だった。
手塚も遊んでいるわけじゃない。
負担になりたくなかった。
それよりも、声を聞いてしまったら、会いたくなったり、欲しくなったりするのがわかりきっていたから・・・。
だから、電話もずっと我慢していたのだ。
でも、今日は氷帝と試合をしたせいだろうか・・・。
無性に手塚の声が聞きたくなった。
(ドイツは・・・今は夕方か・・・。電話に出れるかな・・・?)
不二は、手塚の携帯NOを押した。
「はい。手塚です。」
手塚の硬質な声が聞こえた。
(ああ、手塚の声だ・・)
「手塚?僕だよ。」
「不二か・・・。どうした?今そっちは夜中だろう?」
「うん。君のメールを見たらどうしても声が聞きたくなったんだよ。」
「そうか・・・。それは、すまなかったな。もう寝ていると思ってメールにしたんだが・・・。」
「うれしかったんだよ。キミが僕を気にかけてくれていて。」
「・・・そうか・・・。」
お互いの声を懐かしく聞きながら、不二は自分の心臓がトクトクとはやくなっているのに気付いていた。
手塚の息遣いまで聞こえてきそうだ。
胸が熱く震える・・・。
「お前が負けるとは思わなかったが、相手は氷帝の忍足だと聞いたからな。油断はできなかっただろうと思ってな・・・。」
「ふふ・・・。ヒグマ落とし対決になったよ。」
「パワーが増したんだってな。」
「そうだね。少しはね。・・・・」
そう言って、しばらく不二は黙り込んだ・・・。
「不二?」
手塚の声が優しく不二の名前を呼ぶ。
その声に不二の背中にゾクゾクと震えが走った。
「どうかしたのか?不二?」
「・・・・・・」
「なんだ。どうした?」
『会いたい』と言いたかったが、言ってはいけない言葉だといつも飲み込んでいた。
「手塚・・・会いたい・・・」
するりと言葉が漏れていた。
「あ・・・ごめん。こんなこと言うつもりなかったのに・・・。」
「謝るな、不二。・・・俺も・・・会いたいぞ・・・。」
(嘘!?)
手塚がこんなことを言うなんて!
うれしくてどうにかなりそうだった。
「ねぇ・・・手塚・・・。もっと僕の名前を呼んで・・・。」
「不二?」
不二は、うっとりと手塚の声に耳を傾けた。
手塚の声を聞きながら、無意識のうちに不二は自分を慰めに己自身に手を伸ばしていた。
不二のものは、すでにたち上がりかけていた。
ギュッと不二は自身を握り締めた。
「・・あっ・・・ふ・・っ・・・」
不二の唇から甘い吐息が漏れる・・・。
「不・・不二・・!?何をしているんだ?」
「手塚・・・お願い・・。切らないで・・・。手塚が悪いんだよ・・・。会いたいなんて・・言うから・・・。」
黙り込んだ手塚の吐息までもが不二を追い上げていった。
「て・・手塚・・・。名前を・・・呼んで・・よ・・。」
不二の熱い声が手塚も熱くした。
「不二・・・。」
「ああ・・・。いいよ・・・。キミがすぐそばにいるみたいだ・・・。」
不二は、手塚の滑らかな肌を思い、熱い手塚の内部を思い出した。
「お願い・・・手塚・・・一緒に・・・。」
不二のかすれるような甘い声が手塚の耳をくすぐり、身体を熱くした。
かあ・・・っと手塚の全身が赤く染まり、手塚はぎゅっと目を瞑った。
いくら鈍い手塚でも、不二が今電話の向こうで何をしているのかは想像がついた。
「手塚・・・手塚・・・」
不二がまるで自分を抱きしめているときのように聞こえる・・・。
「・・・不・・二・・・」
手塚は、不二に煽られるように不二の声を聞きながら、己に手を伸ばしていた。
「・・・くっ・・・あ・・・ふう・・・」
互いの声を吐息を聞き合いながら、二人は同時に達していた。
「手塚!」
「不二!」
どちらも、達くときには、互いの名を呼んだような気がした。

「・・・ごめん・・・手塚・・・・。我慢できなかったんだ・・・。」
沈黙の後、不二がそうつぶやいた。
「不二・・・。」
「うれしかったよ・・・・。」
ほんわりとした不二の笑みが、すぐそこにあるような気がした。
「ありがとう・・・手塚・・・。キミの中にいるような気がしたよ。」
早く本物のキミを抱きしめたいという言葉は、飲み込んだ。
手塚も不二に抱かれているような気持ちでいたのだと、素直に告げたかったが、そんなことは、手塚には口に出せなかった。
「もう遅いだろう。早く休め!」
「うん。久しぶりにゆっくり眠れそうだよ。ねぇ、もう一度僕の名前を呼んでよ。」
不二の柔らかい声が、手塚の耳に甘えるように染みた。
「不二・・・。」
「ありがとう、手塚。・・・大好きだよ・・・。」
不二は、そうっと携帯の電源を切った。
見上げれば、空の月がやわらかい光を放っているばかりだった。





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