第106回 合宿に行こう! 



合宿、合宿、合宿よぉ〜!
おかしかった。今回は、笑ってばっかり。
まあ、リョーマが不二の傍に行くのが多すぎるのがちょっとね、気に入らなかったけど。
不二リョ推進派の私のHPのお師匠は、もうウハウハだったようで・・・。
私は、それは横に置いといて。
不二様の入浴シーンや寝顔に「美しい〜!」の連発。
喜んでるのに、お風呂でも寝床でもさりげにリョーマが「不二先輩、となりいいですか?あっち、うるさくって。」なんて言って近づいてくるのが許しがたい!
隣に行くなよな〜。
コーヒーの隠し味のわかる不二様。さすがですね。
乾の素顔が見れなくて、リョーマでなくても残念。
相変わらず、桃海だし、薫ちゃんのお化け怖がりも健在だし。
突っ込みどころ満載でしたね。
桃海、不二リョ?(リョ不二か?)的な仕上がりで、毎週カップリングを変えて作ってますかぁ〜?って感じで、アニメ製作者側の苦労が忍ばれます。(ご苦労様です)

しかし、青学は、ランニングや腹筋の基礎練習に燃え、対して立海はマシーン相手に練習ですか・・・。
この差は一体何?
真田のプレイ、大げさなんだって。
阿修羅の手かと思っちゃった。(提供バックもそうだったね)
まあ、そんなことしてても所詮相手は生身の人間じゃなくて、機械だものね。
生の人間相手になると機械と違って何が起こるかわからないんだよ〜?
不二のような天才相手だとなおさらね。

そして、来週の予告でまたびっくり!
部長の手塚の代わりに元部長の大和部長が登場ですか・・・。
もう、もう何考えてるの?
やっぱりアニプリは、パロディだ〜!!


『いつも君と共に・・・』

「不二、何しているんだ?中に入らないのか?」
庭に出ていた不二に大石が声をかけた。
「大石。」
大石は、その時不二の手に握られている携帯電話に気付いた。
「メールか?手塚に?」
「うん。大石が張り切って合宿を企てたってね。」
そう言って、にこっと笑う不二。
「おいおい、企てるだなんてひどいな。」
「ふふっ、冗談だよ。みんなが頑張っているってね。」
不二は、星のまたたく夜空を見上げた。
「僕たちは、こうやってみんなで励ましあいながら、笑いながら練習ができる。でも、手塚は、たった一人で闘っているんだと思うとね・・・。」
「不二・・・。」
「どこで何をしていようと、たとえ離れていようと僕らはいつも一緒だと・・・伝え続けていたくてね・・・。」
そう言って笑う不二を大石は痛々しく感じた。
副部長の自分と手塚の間のつながりとはまた別のつながりが、不二と手塚の間にはあるのだろう。
二人とも稀有な実力の持ち主なのだ。
普段からお互いにしかわからないようなこともあったのだろう。
手塚がいなくて一番こたえているのは、もしかしたら不二なのかもしれないと大石は思った。
「不二。手塚はいつも俺たちと一緒だ。俺は、俺たちは手塚のためにも負けられないんだ。それは、みんな同じ気持ちだと思う。」
大石がきっぱりと言う。
「うん。大石。きっと手塚もそう思っているよ・・・。」
手塚・・・・。
不二は、もう一度空を見上げた。

海堂と桃城それに菊丸が加わっての枕投げから逃げてきたリョーマは、隣の布団ですやすや眠っている。
暴れ疲れて他の者もみんな眠りについたようだった。
不二は、布団の中でそっとため息をついた。
もう何日キミの寝顔を見ていないだろう・・・。
もう何日キミの吐息を感じていないだろう・・・。
キミのぬくもりが恋しいな・・・。
手塚・・・キミはそうは思わないかい?
不二は会いたくても今は会うことが叶わない恋人に思いを馳せながら、目を閉じた。




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