第105回 リョーマ惨敗 



絶対納得でき〜ん!!
負けたらあかんでしょ!
なんで、あんなに簡単に真田に負けなくっちゃいけないの?
偉そうに挑発したわりに・・・ってか?
これが、どのくらいの実力か測っただけっていうのならわかるんだけど、あの落ち込みようやトラウマもどきの精神状態って・・・。
しかし、原作の設定をここまで無視するか〜!?
アメリカの大会ってそんなに弱い選手ばっかりなの?真田は、アメリカに行ったら、負け知らずか?
そんなはずないじゃない!
越前南次郎の練習(コーチ)ってそんなに柔なの?
そんなはずあるかい!
手塚や不二とやったって、あんなにばこばこエースを取られたりしなかったじゃない。
一歩も動けず・・・というのがあり過ぎ!
なんで〜?!
もっと10.5巻とか読み直せー!キャラクター設定は、無視するな〜!!(はあ・・・)
リョーマのキャラが違うだろう?

今回のいいとこ取りは、亜久津とタカさんだね。
亜久津の言うように「無様な試合されちゃ、負けた奴の立場がねぇ!」その通り!
勝ち進んでいく者は、負けた者の思いも背負っていかなきゃあいけない責任があるんだよ!(あんなに一方的では、リョーマに負けた者の立つ瀬がない!)
亜久津好きだから出てきてくれてうれしいけど、手塚の役割をあっくんがするなんてぇ〜。
青学の先輩は何やってんの?(って真田と試合したの知らんからしょうがないか・・・。)
みんなおかしいことには気付いていたけどね。
手塚の代わりをやれるのは、いないし・・・。
不二じゃ真田のパワーは、ないしな・・・。
けど、不二がリョーマを鍛える役なんてしないよね。(そんなキャラじゃねーよ!)
「復讐(仕返し)するは我に有り」ってことはするだろうけどさ・・・。
でも、亜久津なんか本当にいい人(?)になっちゃったね。(変・・・全然違う〜。可愛すぎ!)
私のHPの師匠からは、『今回はリョーマが痛々しくて辛かった。うわ〜ん!』ってメールが届いたし・・・。
いや、あの負け方はね・・・。やっぱり納得できない私でした!
でも、亜久津×リョーマってのが出てきそうだけどね。(なんか面白そう?)

では、ショートストーリーを。


『不二周助の独り言』


「えっ?亜久津が?」
「そうなんだ。」
不二は、河村から越前が真田と勝手に試合をして、一方的なワンサイドゲームで惨敗したことを聞いた。
しかも、山吹の亜久津が教えてくれたと聞いて驚いた。
今日の越前の様子がおかしかったのは、そのせいか・・・。
「しかし、亜久津もいいとこあるんだね。」
「うん、そうなんだ。口では、『越前のドタマカチ割ってやりたかっただけ』なんて言ってるけど、亜久津のおかげで、どうやらショックから抜け出せたみたいだったよ。」
電話越しの河村のうれしそうな声に
「そう・・・。」
とだけ不二は答えた。
「本当なら、俺ら青学の先輩がしなくちゃいけないことだったんだろうけど・・・。」
少し沈んだ声の河村に
「しかたないよ、タカさん。勝手なことをした越前が悪い。さしずめ、手塚なら『越前!グランド50周!!』ってとこだよ。」
と不二は言った。
「不二・・・。」
明るくなった河村に礼を言って不二は電話を切った。

手塚・・・。
キミが想いを託した越前は、今つまずいているよ・・・。

不二はゆっくりと窓の外を見た。
闇が広がっている。
不二の瞳に宿る暗い翳りのような闇・・・。
許さないよ、越前!
真田に無様に負けたままだなんて・・・。
手塚がどんな思いで君に青学を託したか・・・。
手塚の眼鏡違いだったなんて言わせない。
こんなことでつまづくような君なら、真田につぶされるまでもない。
この僕がきっちりつぶしてあげるよ。
不二の瞳にゆらりと黒い炎が立ち上った。
そんなんでこの僕に勝とうだなんて、よくもほざいたね。

「越前、このままで終わる君じゃないだろう?そんなことは、この僕が許さないよ。」
不二は、暗闇に向かってそう呟いた。

手塚・・・どうやら静かに決勝を迎えられそうにないよ・・・。
不二は、遠い空の下にいる恋人を思った。
その恋人の青学に対する熱い想いを守ってやりたいと・・・そう思っていた。
ただ、それだけだった。
手塚の思いを守りたい。
その他の事は、どうでもいい不二だった。
そのためにも・・・。

「越前、君には頑張ってもらわないとね。」




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送